京都大学柔道部は、学年、性別、経験を問わず入部を心から歓迎いたします。柔道経験者は、これまで練習していた立ち技を活かした柔道ができます。また柔道をやったことがないという方でも、柔道部では有段者(黒帯)と互角に戦える力をつける事ができます。

 新入部員は一年中募集しています。柔道経験の有無に関わらず、柔道に興味がある、強くなりたいというかたはぜひ見学、体験にお越しください。

 見学をご希望の方は、お問い合わせよりご連絡ください。道着がない場合は、部の備品をお貸しします。

Q&A

総合体育館(吉田西部構内)の地下第一武道場です。
武道場へは体育館1階南西入り口から入って下さい。詳しくは練習場所をご覧下さい。地下と言っても、半地下で道場上部の窓は屋外に通じています。道場は試合場が二面取れる広さを誇ります。

現在、基本的に月曜日〜土曜日まで、日曜を除く毎日練習をしております。曜日によって練習時間は異なっておりますので、詳しくはカレンダーをご覧下さい。

部員という身分であるかぎりは、授業などやむをえない日以外は原則として毎日練習に参加していただきたいと思います。外部の方は御一報頂ければご参加頂いてもかまいません。

準備体操、寝技の基礎運動、打ち込み、乱取り(6分×8本程度)、技の研究です。合計二時間〜三時間ほどになります。

もちろん強くなるための練習ですから、楽だとはいえません。しかし、不合理な”しごき”の様な練習はありません。強くなるために短時間で効率的な練習になる様、練習内容は部員で考えています。練習を積めば積んだだけ強くなりますから、充実感もあると思います。

寝技の練習に主なウェイトがおかれているのは事実ですが、立ち技ももちろん練習します。立ち技中心の講道館ルールの試合でも活躍し、全国大会に出た先輩も何人もいます。 寝技と立ち技を区別しない形式の乱取りも行うことが特徴です。

怪我の程度にもよりますが、寝技中心の弊部の練習では、立技の場合ほど怪我の部位に負担をかけることが少ないので、さほど無理はないかと思います。また、多くの選手は大抵、大なり小なり怪我を抱えています。怪我と付き合うこつを覚えてゆくのも強くなるための秘訣といえるでしょう。

京大柔道部にはこれまで、大学から柔道を始めた先輩が数多くおられます。ここ数年はほぼ毎年白帯の入部者がお り、体格的に恵まれない人も多いですが、ほとんどの人が最後まで柔道部に残って活躍しています。最初は経験者との実力差はあり、練習も厳しく感じますが、 1年もすれば経験者にも負けない実力がつきます。また、京大柔道部は15人の団体戦を戦うことが多いため、初心者から始めても多くの試合に出場する機会が あり、そのことも実力の向上につながります。京都大学柔道部は、一般に想像する大学柔道とは違い、初心者にとってもっとも活躍の場が提供されていると言っ ていいでしょう。

京大生でなくても歓迎します。過去には、京大生でないにもかかわらず日々の練習から合宿まで四年間すべて参加し、京大柔道部OB名 簿にも名前の載っている先輩がいます。ただし、残念ながら試合既定上、公式試合に京大柔道部のレギュラーメンバーとして出場することは出来ません。

毎年、未経験者が数人入部します。もちろん最初はハンデがありますが、地道に練習を積めば、(とりわけ寝技に関しては)高校までの経験者を上回ることもできます。要は努力次第です。

初めから全ての練習に参加する必要はないので、徐々に体力を戻しながら稽古できます。また部員もブランクのある人が大半です。

基本的に部費はかかりません。遠征などで出費が生じることがありますが、OBの方々のバックアップがしっかりしているため、他の部活に比べて出費はかなり少なくて済みます。

一般社会でも当然とされるマナーは要求されますが、無意味なしきたりや下級生の使い走りなどは一切ありません。

体育会というと酒というイメージがあるようですが、京大柔道部では無理に飲ませるなどということはありません。おいしくお酒の味を楽しみましょう。

京大柔道部の特色は、旧制高等学校・専門学校で盛んに練習された「高専柔道」の流れを汲んだ七大ルールの柔道を行っている点です。 このルールの下行われる柔道は、現在流行のブラジリアン柔術などとは、似ている部分と違う部分があります。 似ている部分は、 ①寝技への引き込みが認められている ②絞めや関節などの寝技の技術に秀でている という点でしょうか。 違う部分は ①高専柔道の寝技では、あくまで「抑え込み」が中心ですが、ブラジリアン柔術などでは抑え込みでの一本勝ちがなく、ポイントにしかならない。 ②高専柔道では関節技は肘のみだが、ブラジリアン柔術などでは、アキレス腱やひざ関節への攻撃も認められる。 ③高専柔道では一本勝ち以外を勝ちと認めないが、ブラジリアン柔術ではポイントによる優勢勝ちもある といったところです。お互いの長所を学びあうため、最近では柔術の諸団体との交流もおこなっています。

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